MLBの観客動員数推移をグラフにしてみた

僕はスポーツというと専らサッカーで野球はあまり見ないんですが、ふとMLBの観客動員の推移が気になりました。
特にこれといった理由があるわけではないんですが、日本のプロ野球の観客動員の話題はたまにネットニュースで見かけるもののあまりMLBについては見かけないなと。
それで軽く調べても今年や去年の数字は出てきても、長期の推移を一目でわかるようまとめたものは中々出てこないので、自分で調べてグラフにしました。

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MLBの総観客動員数及び1試合平均観客動員数の推移

長期的な観客動員数の減少、この10年で約10%減

上にあるのが2007~2017年のMLBの観客動員数の推移です。
なぜかソースによって微妙に数字が異なりますが、どれも大体は同じなので大まかに見てください。
ご覧の通り、長期的に観客数の減少が見られます。
2008年から2009年にかけて急落し、2012年までには多少持ち直したもののその後再び減少を続けています。
当然ながら1試合当たりの観客動員数もそれに連動し、3万人をこの15年間で初めて割っています。
2018年は更に減少が続いており、チケット代だけでも前年比で352億円のマイナスと言われています。
90年代の総観客動員数は500万人程度でしたから当時と比べればまだ高い水準にはありますが、
少子化に伴う人口減少が起こりながら過去最高の観客動員数を更新し続けている日本のプロ野球とは対照的です。一体どんな原因があるのでしょうか。

減少の原因

・アメリカ人のスポーツの好みの変化

GALLUP「Football Still Americans’ Favorite Sport to Watch」

かつてはアメリカで最も人気のスポーツだった野球ですが、60年代にアメリカンフットボールにその座を奪われました。
それ以来アメフトはアメリカの中で圧倒的人気を誇り、一方でバスケットボールにも人気で追いつかれています。
また、最近はメキシコなどラテン系移民の増加でサッカー人気も上昇しています。
このようにアメリカ人の中で野球以外のスポーツを好む人が増えたというのは一つの要因としてあるでしょう。
スポーツだけでなく娯楽が多様化した影響もあるかもしれません。

・上位チームと下位チームの二極化

戦力均衡が崩れていることを理由に挙げる声もあります。
元々アメリカンスポーツは野球に限らず、ドラフトなどを駆使して各チーム間の戦力均衡を促す傾向にあります。
特定のチャンピオンチームがあるより、どこが優勝するかわからないリーグの方が白熱して面白いという考えからです。
しかし近年はその戦力均衡が崩れ、シーズン100勝ペースで勝つチームがある反面、100敗ペースのチームもあります。
弱いチームのファンが始めからシーズンを諦め、球場に来なくなっているというわけです。

まとめ

  • ここ10年でMLBの観客動員数は減少している
  • 原因はアメリカンスポーツにおける地位の低下、戦力均衡の崩壊などが考えられる

というわけでMLBの観客動員数の推移をまとめました。
先進的な施策も多く、大金の飛び交うMLBですが、最近は興行面での苦戦が窺えます。
この傾向が今後も続くのか、一時的なものなのか、MLB側がどのような対策をするのか、興味深いものがあります。

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