欧州リーグとJリーグの専用スタジアム率を調べてみた

Jリーグを盛り上げる議論の中でしばしば話題になるのがサッカー専用スタジアム。
日本は専用スタジアムの数が少なく、試合が見づらい。
だから専用スタジアムを増やすことでJリーグを盛り上げようというもの。
ファンも専用スタジアムを望む声は多いですし、将来の建設を目指しているクラブも少なくありません。
そこで実際海外と日本で専用スタジアムの割合にどれくらい差があるのか気になったので、欧州のトップリーグとJリーグの専用スタジアムの比率を調べてみました。

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ここでは基本的に専用スタジアムを陸上トラックのない球技場と定義します。
なので正確にはラグビーなども含めた球技場として、野球と併用の札幌ドームも専用スタジアムに含みます。
一チームで二つホームスタジアムがある場合両方計算に入れます。
シーズンは今年の2018/2019シーズンを元にしています。

リーガ・エスパニョーラ 95%

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まずはスペイン。19/20、実に95%のスタジアムが専用スタジアムです。
収容人数という点では5000人程度のエイバルのようなクラブもありますが、サッカー専用という点では非常に整ったリーグと言えます。
唯一の陸上競技場はレアル・ソシエダのエスタディオ・アノエタで、他は皆専用スタジアムなだけに不満を持つファンもいるようです。

ブンデスリーガ 88.9%

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次はドイツ。スペインには劣りますが16/18とほとんどのスタジアムが専用スタジアム。
サッカー人気が高くインフラも整っているリーグだけあって高い専用スタジアム率です。
陸上競技場ではヘルタ・ベルリンのホームベルリン・オリンピアシュタディオンが有名。

プレミアリーグ 95.2%

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イングランドはほぼスペインと同じで、20/21が専用スタジアム。
ロンドン・スタジアムが唯一の陸上競技場となっており、ロンドンオリンピックの際に建設され大ロンドン庁が所有者となっています。
オリンピック終了後はウェストハムのホームスタジアムとして使われていますが、陸上大会等にも使用されています。

セリエA 66.7%

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イタリアはセリエA。6/18が陸上競技場で意外に専用スタジアム率は高くないです。
かつてセリエAは世界最高リーグとも称されましたが、その時ですら経営破綻するクラブが出たりイタリアのクラブの経営は元々あまりよくありません。
更にカルチョスキャンダルもあって客足は離れセリエAは凋落して更に経営が厳しく。
セリエAのスタジアムは自治体が保有している場合が多く、改修もクラブの一存では出来ません。
ユヴェントスのような立派なスタジアムは例外で、全体的に老朽化が進んだりイタリアのスタジアム状況も良好とは言い難いでしょう。

Jリーグ 60%

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最後にJリーグ。
Jリーグ開幕や日韓ワールドカップの際に建てられたサッカースタジアムがいくつかあり、割合としてはイタリアと大差ない
程度にはあります。
しかし、プレミアやリーガ等と比べるとまだ差があります。
スタジアム所有者も自治体であることが多く、改修も容易でないという点はイタリアと同じ。

まとめ

というわけで各国の専用スタジアム率を見ていきました。
リーガやプレミアの高さは予想通りでしたが、セリエの低さはちょっと意外でしたね。
ファンからすれば専用スタジアムの方がいいのは確かですが、やはり高い費用がネック。
DAZNで巨大な放映権料が入るようになったように、リーグの価値を高めて地道に収益を上げていくほかないでしょう。

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