サッカー用語の正しい意味わかってますか?「オーバーラップ」「ダイレクトプレー」「アンカー」etc…

元々日本はサッカーの歴史が浅く、発展の過程でブラジルやドイツ、イングランド、スペインなどその時々で色んな国からサッカー用語が輸入されてきました。
そのため同じものを異なる用語で指したりと混乱することが時々あります。
もうすぐワールドカップが開催されるので普段サッカーをあまり見ない人も解説などでサッカー用語に触れることがあるでしょうし、サッカーファンでも意外に知らなかったり勘違いしているかもしれない、そんな言葉をいくつかまとめてみました。

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オーバーラップ

オーバーラップとは、DFが攻撃参加すること……ではなく、味方のボールホルダーを後ろから追い越してパスを貰おうとする動きのことを指します。
実際の試合ではサイドバックが相手DFと相対した味方選手の外を回るシーンがよく見られますが、外側でなく内側を回る際やDFでなくFWやMFが同じことをしてもそれはオーバーラップと呼ばれます。
これによって、味方のボールホルダーにとってはパスコースが増え、相手DFにとっては警戒の対象が増えるので上手く使えば有効な攻撃手段となります。

ダイレクトプレー

ダイレクトプレーとは、「最短で相手ゴールへと向かうプレー」のことを指します。
元々日本ではダイレクトプレーを「トラップやドリブルをせずパスをするプレー」のことを差し、今でもそういった使われ方をすることもありますが、
98年のフランスワールドカップを境に前者の意味が広まったと言われています。
イングランドを始め英語でダイレクトプレー(ダイレクトフットボールとも)が前者の意味で使われているため、そちらに統一しようとしたのかもしれません。
前者と後者では意味が全く違ってくるのでこの言葉を使う際には注意が必要です。

アンカー

アンカーとは中盤の底、一般にボランチと言われるポジションの中で更に守備的な役割の選手を指します。
このボランチというのは特に色んな国から入った言葉が氾濫しています。
元々ボランチというのはブラジルから輸入された言葉で、「ハンドル」という意味があり、攻撃の組み立ての舵を取ることからこのように呼ばれています。
日本では他に守備的ミッドフィルダー、あるいはディフェンシブハーフなどと呼ばれもしますが、イタリアのピルロのように守備より攻撃面で目立つことが多い選手も多いので一概に守備的なポジションとは言えません。
その中で特に守備専のボランチを指して、アンカーという名称がここ10年ほどで使われ出した印象。
ちなみにアンカーとは英語で船の錨を指します。
ピルロのような司令塔タイプのボランチはイタリア語で「レジスタ」と呼ばれます。

ダイアゴナルラン

相手ディフェンスラインに向かって斜めに走る動き。「ダイアゴナル」というのはそのまま英語で斜めという意味です。
縦横両方の動きがあるため、相手DFからするとマークの受け渡しとディフェンスラインの上下両方の対応を迫られる厄介な動きです。
現役選手でこの動きが非常に上手いのがルイス・スアレスです。
スアレスの場合シュート精度が高いのも大きいですが、それと同じくらいオフ・ザ・ボールの動きが抜群にいいためいい形でボールを受けられ、あれだけのゴールを量産出来ていると言えるでしょう。

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