今年イチオシ漫画 『刻刻』作者最新作不気味な福の神がもたらす物は『ゴールデンゴールド』(堀尾省太)

2018年に入って早くも一月が終わってしまいましたが、今年に入って早速面白い漫画を発見したのでご紹介したいと思います。
月刊モーニングtwoで連載中の『ゴールデンゴールド』。

スポンサーリンク

内容紹介

福の神伝説が残る島・寧島で暮らす中2の少女、早坂琉花。ある日、海辺で見つけた奇妙な置物を持ち帰った彼女は、ある「願い」を込めて、それを山の中の祠に置く。すると、彼女の目の前には、“フクノカミ”によく似た異形が現れた――。幼なじみを繋ぎ止めるため、少女が抱いた小さな願いが、この島を欲望まみれにすることになる。

作者は丁度いまテレビアニメが放送されている『刻刻』の堀尾省太先生。

人の内面が見える性質のため街での生活に馴染めず瀬戸内海の架空の島で暮らす少女・早坂琉花。
ある日海辺で福の神らしい不気味な置物を拾い、それに願掛けをすると置物そっくりな異形が現れます。
どう見ても異様な存在ながら島生まれの人達にはなぜか普通の人間に見えるらしく、話が通じない。
そうこうするうちに祖母の店が突然繁盛しはじめたのを皮切りに、多くの冨が集まるように。
フクノカミがもたらす冨に小さな島は大きく翻弄されていきます。

作品に漂う独特の雰囲気

本作は一言で言えば強大な力を持つフクノカミによって島が変貌していく様を描いた作品です。
今のところバンバン人が死んだり派手な展開があるわけではないですが、主人公の祖母を始め島に段々とフクノカミが浸透し、影響を及ぼしていく様子はなんともいえない不気味さがあります。
エログロ的なインパクトで読者を釣る作品が目立つ中で、ひたひたと這い寄ってくるような雰囲気はユニークです。
もっとも不気味さや怖さだけではなくコミカルでギャグテイストな要素もあり、フクノカミも必ずしも邪悪な存在という感じではなく愛嬌を感じさせる所もあります。
まだ3巻までしか刊行されていませんが、島や主人公の琉花がどうなるのか続きがとても気になります。

スポンサーリンク