原口元気 独2部デュッセルドルフへの電撃移籍の背景と今後

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移籍について色々憶測と報道が入り乱れていた原口元気選手の移籍が決定しました。
急転直下で決まった移籍先は宇佐美貴史選手も所属するドイツ2部のデュッセルドルフ。契約はレンタルで18年6月までだそうです。
プレミアリーグ希望という話もあった中で2部というのは意外という感じもしますが、早速新天地でのデビューを果たしています。
そこで今回はここに至るまでの経緯と背景、今後の展望についてまとめてみたいと思います。

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冷遇の始まり

原口元気と所属するヘルタ・ベルリンの契約は2018年の夏までで、昨シーズンにヘルタの方から契約延長の打診がありました。
しかし原口はそれ以前より移籍願望をほのめかしており、この契約延長の交渉を断ります。
サッカーの場合、通常他のチームへ移籍するには移籍金が必要になりますが、クラブとの契約が切れたタイミングなら移籍金の掛からない所謂「ゼロ円移籍」が可能になります。
当然コストが安くなる方が獲得に手を上げるクラブは増える可能性が高いので、選手にとっては移籍しやすく有利になります。
しかし現クラブであるヘルタからすれば移籍金なしで選手に出ていかれるのは嬉しくありません。
そこで契約延長に応じない原口を試合に出さず干すようになりました。
一度バイエルン戦で先発起用され活躍したのですが、次節シャルケ戦で一発退場してしまいそれ以降はますます冷遇されます。
結果今季は19節終了時点で出場は7、先発はその内2試合となっています。
ヘルタとの関係が冷え切って今冬の移籍が有力視され、古巣の浦和まで移籍候補として挙がりましたが結局ヘルタと契約延長し、デュッセルドルフへとレンタル移籍することになりました。

レンタル先がデュッセルドルフになった理由

ヘルタと契約延長したのであれば以前と比べレギュラー争いが厳しくなっているにしても1部のヘルタに残った方がいいような気もしますが、敢えて2部への移籍を選んだ所を見るとまだヘルタとのわだかまりは解けていないのかもしれません。
とすると契約延長の期間は非公表ですが短期的な物で再度他クラブへ移籍する可能性も残した妥協の結果とも考えられます。
原口はデュッセルドルフを選んだ理由としてとにかく試合に出たいということ、特にデュッセルドルフのフンケル監督が熱心に誘ってくれたからと話していますがそれだけ出場機会を求める理由には当然半年後のワールドカップのこともあるでしょう。
また事実かどうかはわかりませんが、独紙『ビルト』によるとブレーメンからもオファーはあったそうですが、同じ1部のクラブへの移籍にヘルタが難色を示したため実現しなかったいうことです。

今後の展望

レンタル期間が今年の6月までなので去就はその際にまた決まることになります。
現時点ではヘルタに残るか、移籍であれば何度か話題に出ているイングランド、あるいは浦和、ブレーメンのような他のドイツのクラブ、または現在デュッセルドルフが昇格圏内なので昇格に成功すればそのまま完全移籍をする可能性もあるでしょう。
いずれにせよ今夏は原口元気にとってキャリアの分岐点になるのは間違いなく、そこでよりよい選択をするためにここから半年の活躍が鍵となるはずです。
まだヨーロッパでやれる力は十分あるはずなので頑張ってほしいですね。

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