Jリーグで最も育成力のあるクラブはどこか J1スタメン選手の輩出数から探る 

タイトル通り今回のテーマは「Jリーグでも最も育成力のあるクラブはどこか?」です。
Jリーグが出来て20年余り、各クラブ育成組織にも力を入れてきておりユース出身のプロや代表選手も増えてきました。
そこでどのクラブが育成に成功しているのかを見てみたいと思います。
育成力を見ると言っても色々な基準を設けられるとは思いますが、今回は「2017年最終節J1スタメン選手の出身クラブ」の数で比較することにしました。
日本の最上位リーグのJ1かつその中でスタメンとして出場しているというのは、一つの目安になるのではないかと思います。
海外でプレーする選手や代表選手も評価に入れようか迷いましたが、海外と広いのでどのリーグまで入れるか、2部の場合はどうするか試合に出れてない場合はなど、代表も呼ばれただけの場合と常連が同じ扱いでいいのか、E-1のような国内組のみの場合は、など色々ややこしい割に選手の数が少なく全体の傾向がつかみにくいのでJ1スタメンの選手数というわかりやすい基準で比べることにしました。
それにJ1で活躍している選手が多ければ、その中からヨーロッパや代表でプレーする選手も自然と増えるはずと思います。
出身クラブの条件はユース、ジュニアユースを問わずそのクラブの育成組織に所属していたこと。ジュニアユースとユースで異なるクラブにいた場合は両方のクラブに加算しています。

スポンサーリンク

最も多いのは柏レイソル、全体的に大都市圏のJ1クラブが目立つ J2ではヴェルディ、大分が健闘

クラブ J1スタメン出身者数
10
マリノス 9
ガンバ 9
FC東京 8
ヴェルディ 7
セレッソ 6
広島 6
札幌 5
浦和 5
大分 5
千葉 3
清水 3
磐田 3
大宮 2
鹿島 2
神戸 2
川崎 1
鳥栖 1
福岡 1
仙台 1
湘南 1
名古屋 1
京都 1

最も数が多いのは柏レイソルでした。クラブとして育成に力を入れていると言われる通り、トップチームのスタメンの半数近くが育成組織出身でリーグ全体では10人。マルセイユの酒井宏樹や最近になって中村航輔が代表に招集されるなどJリーグ以外でも活躍する選手を輩出しています。
その下に横浜マリノス、ガンバ大阪、FC東京と続いていきます。いずれもサッカーファンなら誰でも知っているレベルの選手を何人も育てていますね。
こうして見ると首都圏や大阪など大都市圏のJ1クラブが多くの選手を高いレベルに育てることに成功しているのがわかります。
人口自体が多いのでそれだけ才能ある子供を集めやすいということでしょうか。その分クラブの数も多いのですが、それ以上に都市部に属するメリットがあるのかもしれません。
J2で群を抜いて出身者が多いヴェルディも東京に位置するという点が少なからず関係しているのでしょう。

非大都市圏という点では広島と札幌、大分は健闘しています。
逆に首都圏と立地がよくJ1でも中~上位常連という恵まれた環境にいながらわずか一人という川崎フロンターレは少し寂しいですね。鹿島も似たようなものですね。まあそれでもトップが勝っているわけですから別にいいのかもしれませんが、育成単体で見た場合はどちらも上手くいっているとは言い難いです。

まとめ

  • J1大都市圏のクラブが育成に強い
  • 地方では広島、札幌、大分が健闘
  • 川崎、鹿島等は恵まれた環境の割にはあまり上手くいっていない

以上のようなことがわかりました。
参考程度ではありますが中々興味深い結果になったと思います。
以前と比べJクラブの育成組織の存在は大きくなっており、トップチームだけでなく代表選手や海外組の輩出など日本サッカー全体の底上げにも重要になってきています。
特に川崎は今回の優勝で莫大な配分金を得ましたし、個人的には育成により力を注いで欲しいと思います。

スポンサーリンク