国の繁栄度ランキング 日本は22位

ロンドンの調査機関The Legatum Instituteが第10回global prosperous index(世界繁栄指数)を発表しました。
この調査では世界各国を104の変数で比較、それらを経済、ビジネス環境、ガバナンス、教育、健康、治安、個人の自由、ソーシャル・キャピタル、自然環境と9つの副指数に分けています。

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ランキング

順位 国名 経済 ビジネス環境 ガバナンス 教育 健康 治安 個人の自由 ソーシャル・キャピタル 自然環境
1 ニュージーランド 1 2 2 15 12 19 3 1 13
2 ノルウェー 7 10 3 5 13 6 11 6 5
3 フィンランド 12 8 1 3 21 18 8 11 2
4 スイス 4 9 6 1 3 8 18 16 8
5 カナダ 13 3 9 14 16 22 2 3 19
6 オーストラリア 15 7 13 4 8 20 12 2 14
7 オランダ 2 14 4 2 5 12 7 13 36
8 スウェーデン 3 13 5 13 6 10 14 18 9
9 デンマーク 6 11 7 12 23 5 13 7 18
10 イギリス 10 5 11 6 20 13 15 12 10
22 日本 19 21 17 20 4 3 49 101 48

日本の内訳

日本は健康と治安が高く評価されています。
まず健康については、日本は香港に次いで世界二番目の長寿国となっており、先進国で最も低い肥満率や健康への不安の少なさもあって全体で4位となっています。

レポートでは日本は世界で3番目に安全な国となってており、日本の上はシンガポールとルクセンブルクが並んでいます。
殺人発生率は世界で二番目に低くOECD平均の10分の1です。
他の犯罪も発生率が低く、例えば過去12ヶ月で物を盗まれたという人の割合はイギリスの半分だそうです。

一方で個人の自由は全体で49位となっており、その理由として移民に対する厳格な政策や保守的な価値観が挙げられています。

自然環境も48位と個人の自由と同じくらいですが、こちらは2007年の57位から上昇しており
環境政策の改善が評価されています。

9つの要素で最も順位が低いのがソーシャル・キャピタルで、全体で101位です。
これは他者との結び付きや相互の助け合いを表すもので、日本はボランティアの数や
過去12ヶ月で他人を助けた経験等が世界でも低いレベルだそうです。

まとめ

ランキング全体で言えば西側諸国が上位を占めており、アジアではシンガポールが19位で最高となっています。
日本の長所短所は他の似たような調査でも近い結果となっており、その分内容の信頼性が高いと言えるでしょう。
日本の治安と健康面が高い反面ソーシャル・キャピタルは深刻な状態にあります。
昔は寺や地域社会が相互扶助の役割を果たしていたのでしょうが、今はそれらの影が薄くなっている一方
欧米式の慈善文化も根付いていないためこのような順位になっているのではないかと思われます。

↓レポート原文はこちらから

http://www.prosperity.com/

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