サッカー界の凄腕代理人とその収入

2017年7月28日

サッカーが商業的に拡大するにつれ、選手の移籍も活発化し、またその移籍金も年々高騰しています。
その裏で選手の移籍や契約に多大な影響を与えているのが代理人たち。
その莫大な手数料から金の亡者の様に批判されることもありますが、一方で選手とクラブにメリットをもたらす欠かせない存在とも言われます。
今回はそんな実態の見えにくい代理人たちから特に稼いでいる大物とその収入を調べてみました。

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1 ジョルジュ・メンデス

契約総額  7億2736万ドル(約817億3000万円)
最大手数料 7272万ドル(約81億7000万円)
クライアント:クリスティアーノ・ロナウド、ハメス・ロドリゲス、ペペ、ジエゴ・コスタ、アンヘル・ディ・マリア、ジョゼ・モウリーニョ

言わずと知れたサッカー界のナンバー1代理人。
ポルトガル出身で貧しい幼少時代を過ごし、リスボンの闇市で母の作った鞄や帽子を売っていたといいます。
サッカー選手になった後、ビデオクラブや観光業のビジネスを始め、代理人業務にも手を出し、今日の成功へと至りました。
ポルトガル出身ということで同じポルトガルや南米の選手を多くクライアントに抱え、選手だけでなく監督のモウリーニョの代理人も務めています。

2 ジョナサン・バーネット

契約総額  3億7521万ドル(約421億6000万円)
最大手数料 3762万ドル(約42億3000万)
クライアント:ガレス・ベイル、コロ・トゥーレ、アシュリー・コール、ジョー・ハート

ジョルジュ・メンデスに次ぐ大物代理人。
最初のクライアントはサッカー選手ではなく、ブライアン・ララという有名クリケット選手でした。
選手のネームバリューではメンデスやライオラにやや見劣りするものの100人以上と非常に多くのクライアントを抱え、サッカー界で最も大きな影響力を持つ代理人の一人とされています。

 

3 ミノ・ライオラ

契約総額 3億5630万ドル(約400億3000万円)
最大手数料 3563万ドル(約40億円)
クライアント:ズラタン・イブラヒモビッチ、ロメロ・ルカク、マリオ・バロテッリ、ポール・ポグバ

イブラヒモビッチを始め多くのスター選手を顧客に持つ敏腕代理人。
ライオラは南イタリアのノチェーラ・インフェリオーレで生まれ、その1年後オランダのハールレムへ引っ越しました。
父親はレストランを開いて成功し、ライオラはそこでウェイターとして働く傍ら大学の法学部へ通いました。
ライオラは語学力に優れ、イタリア語、英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語、オランダ語の7ヶ国語を話すといいます。
ハールレムのユースでサッカーをした後引退し、代理人業務を始めました。
スポーツ代理店で働いた後独立し、現在では多くの有名選手を顧客に抱えています。

4 フォルカー・シュトルート

契約総額 2億8772万ドル(約323億8000万円)
最大手数料 (約32億3000万円)
クライアント:マリオ・ゲッツェ、トニ・クロース、ゴンザロ・カストロ、マルコ・ロイス

ドイツナンバー1代理人のフォルカー・シュトルートはブンデスリーガに所属するドイツ代表クラスの選手と数多く契約しています。



5 トーマス・クロート

契約総額 2億3915万ドル(約268億7000万円)
最大手数料 2392万ドル(約26億9000万円)
クライアント:マヌエル・ノイアー、香川真司、岡崎慎司、アレクサンダル・ドラゴヴィッチ

トーマス・クロートはドイツ出身の代理人で元サッカー選手です。
ケルンやHSV、ドルトムントなどの有名クラブでプレーしており、1キャップのみですが西ドイツ代表として試合に出たこともあります。
大物代理人達の中では選手として最も成功した経歴と言えるでしょう。
フォルカー同様ドイツのクラブとコネクションを持ち、近年はドイツでプレーする日本人選手が増えていることから香川選手や岡崎選手など日本人のクライアントも多く抱えていることでも有名です。

 

6 フェルナンド・フェリチェビッチ

契約総額 1億9555万ドル(約220億円)
最大手数料 1956万ドル(約22億円)
クライアント:アレクシス・サンチェス、アルトゥーロ・ビダル、クラウディオ・ブラーボ、フェリぺ・グティエレス

フェルナンド・フェリチェビッチは南米1のサッカー代理人です。
元々フェルナンドはサッカーとは全く関わりがなく、若い頃はラグビーをしていて、パリでMBAを取得した後銀行で働いていました。
しかし33歳の頃友人の勧めでサッカーの代理人ビジネスの世界へ足を踏み入れます。
アレクシス・サンチェスとの契約を通してフェルナンドのビジネスは拡大し、他にもパブロ・アイマールやビダルといった有望な若手選手との契約へと繋がっていきました。

 

まとめ

本人はプレーしないながらもスター選手の移籍が成立すれば一度に数十億の報酬が入ることもある代理人。
基本的に個人ではなく事務所としてやっているので丸々本人に入るわけではないですが、そこらの選手より遥かに多くの金額を稼いでいるのは凄いですね。
とはいえ、代理人の仕事はそのコネクションを駆使して選手の移籍交渉を行うだけでなく、
新しいクラブや国に馴染むための生活のサポートをしたり、時には選手の代わりにメディアの矢面に立ったりと家族のような関係性を構築することが求められます。
その高額な報酬から悪者扱いされることも多い代理人ですが、若い選手にとっては必要な存在であることも確かです。
また、代理人のクライアントや交渉先のクラブはその出身国も大きく影響します。
ヨーロッパに移籍する日本人選手は年々増えているので、その活躍に比例していつかこれらの代理人の様に大きく稼ぐ日本人エージェントも出てくるかもしれませんね。

(参考:Forbes Sports agents the list)

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