「この国が嫌なら出て行け」ムスリムの少女にぶつけられた心無い言葉

2017年7月28日

アメリカはシカゴのメキシカンレストランでムスリムの少女が白人男性から暴言をぶつけられるという事件が起こり、アメリカの多くのメディアに取り上げられ大きな話題となっています。
米yahooによれば、ラマダン(断食)開けに少女達がレストランで食事を取っていた少女達が男性の席を横切った時、その男性が一人の少女の体型をあげつらって”あの娘が乗ったらラクダの背骨が折れるかもな”と叫んだということです。
これに対し少女達は抗議するのですが、男性は”この国が嫌なら出て行け”と言いました。

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17歳のオスマンさんによればその男は”俺は単にその娘の体が大きいと言っただけだ。何か問題があるか?それで他に何か?”と悪びれなかったと言います。
おまけに少女達が店を出る際には放送禁止用語を連発して罵倒してきたそうです。

さらに、この少女達はムスリムではあるものの外国人ではなく、シカゴ生まれのれっきとしたアメリカ人でした。
オスマンさんは”私はここで生まれ、ここで育ちました。一体何処へ行けというんでしょう?””単にスカーフを被ってるからといって、私たちがここの出身じゃないということにはなりません”と話しています。

まとめ

前回イメージに反してアメリカ人のキリスト教以外の信徒に対するイメージは全体としては改善されているという記事を書きましたが、こういう例を見るとまだまだアメリカにおける差別・偏見は根強いものがあると言わざるを得ません。

一方でこの記事を読んでる我々も気を付ける必要があります。
見知らぬ人にこんな暴言を吐いてはいけないというのは当然のことですが、見た目についての思い込みもです。
最近は日本でも国際結婚が増え、ハーフであったり両親は外国人だけれども子供は日本で生まれ育って帰化もしているといったケースが少しずつ増えてきています。
この記事の様にヒジャブを被ったイスラム教徒の日本人も増えていくかも知れませんし、今までの平均的な日本人と異なる肌の色や髪の色を持つ日本人も確実に増えています。
そういった人達が見た目だけでその国の人でないと判断され、オスマンさんのような災難に遭えば非常に辛い思いをすることは想像に難くありません。

今回はアメリカでの事件ですが、日本に住む私達もこういった出来事から学ぶことがあると言えるでしょう。
(参考記事:Muslim girls harassed at Chicago-area Mexican restaurant: ‘If you don’t like this country, leave’)

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