地毛証明書について思うこと

2017年7月19日

先日、朝日新聞にこんな記事が出ていました。

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”「地毛証明書」、都立高の6割で 幼児期の写真を要求も”
”東京の都立高校の約6割が、生徒が髪の毛を染めたりパーマをかけたりしていないか、生まれつきの髪かを見分けるため、一部の生徒から入学時に「地毛証明書」を提出させていることがわかった。勘違いによる指導を防ぐ狙いがあるが、裏付けのために幼児期の写真を出させる例もあり、専門家から疑問視する声もある。”

”多くの都立高は校則で髪の染色やパーマを禁止する。世田谷区の都立高の担当教諭は「染めているのに地毛だと言い張る生徒もいる。保護者の責任で証明してもらう」と話す。背景には、生徒とのトラブルを防ぐほか、私立高との競争が激しく、生活指導をきちんとしていることを保護者や生徒にアピールするねらいもある。”
だ、そうです。
ちなみに僕の場合小学校から高校まで学校として髪を染めること自体禁止されてなかったので、当然地毛証明書なるものもなくこの記事で初めて知りました。
僕は高校まで全て公立だったのですが、私立だと厳しい、荒れてる学校だと厳しいといった傾向があるんでしょうかね?
要するに生まれつきはしょうがないからそこを区別するためということなんでしょうけど、記事を読んだ感想としては”そもそも別に染めてもよくないか?”でした。
別に法律に違反しているわけでもなく、個人の自由の範疇なのではないかと思います。

そもそもいつからこういった校則が始まったのか軽く調べてみましたが、学校によって異なることもあり中々はっきりしません。
ただ大昔は髪を染める生徒自体いなかったでしょうからせいぜいがここ数十年のことでしょう。
校則全般の流れで言うと校内暴力が多発した80年代にこういった生活態度にまで踏み込んだ校則が多く作られたそうですので、染色禁止もその一環で広まったと思われます。
それより前には学園紛争もあったような時代で、学校側としてはまず生徒を抑えこむことを最優先したということでしょう。

 

こういった当時の時代背景を考えると学校側の動きも理解できます。
まず生徒が席について授業を受けないことには学校というのは成立しませんし、まず生徒を管理することを第一にしたというのは一概に否定できません。

しかし、それが現代においても通用するかというと話は別です。
もちろん今でも不良はいるでしょうが、昔のような学校全体が荒廃しているという話もあまり聞きません。良くも悪くも大人しくなったと言われる今の子供達にそこまで厳しい締め付けが必要かは疑問です。

 

兵庫県川西市立多田中学校では部活で変色した髪を強制的に黒染めしアレルギーが発生、宮城県立蔵王高校では地毛が栗色の生徒をやはり無理矢理黒染めにし自主退学に追い込むという事件が起こっています。

生活態度に問題のない生徒を髪の色が明るいというだけで無理矢理染めるというのでは完全に手段と目的が入れかわってますし、また問題のある生徒がいたとしてもその方法として適当なのか。
髪の色含め校則の在り方自体を考え直す時期に来ているのではないでしょうか。

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社会

Posted by 管理人